2016年11月21日月曜日

repadminエラー1722

お客さんからADのアカウント追加ができないと連絡がくる。

FSMOでもできないですか?と聞いたからFSMOでもできないとのこと。

見てみると、repadmin /syncall でエラー1722
RPCサーバーが動いていません

netdom query fsmo も何も返してくれない。

切り分けすると、
どちらのDCからも
ネットワーク OK
FW OK
NTDS SettingのGUIDのFQDNでpingしてもOK

なので、 ほんとにサービスのRPCサーバー系が落ちてるみたい。

ということで下記URLを参考に
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2102154

サービスの状態を確認。
問題無し。。
ちなみにOSはWindows Server 2008

一個づつサービス再起動をすれば原因を特定できるけど、お客さんの定時が迫っているので
再起動を提案。

再起動中に
pingを該当サーバーにし続けていると、
要求がタイムアウトしました宛先ホストに到達できませんを交互に繰り返す。。
ネットワークが超あやしい。

 FSMOの再起動後、FSMO上でrepadmin もnetdomもOK
でももう片系はrepadmin もnetdomもダメ。

なのでもう片系も再起動。

再起動後、イベントビューアのファイルレプリケーションサービスでエラーも警告も出なくなりました。










2016年6月28日火曜日

ADへのログオンが遅い場合の確認方法

ここから
http://gihyo.jp/admin/feature/01/network-command/0002


1、echo %logonserver%


2、ping dom1


○ Pinging dom1.example.com[192.168.10.28]with 32 bytes of date:
× Pinging dom1 [192.168.10.28] with 32 bytes of date:

3、ipconfig /all


確認項目
Primary Dns Suffix
DNS Suffix Search List
DNS Server


4、nslookup -q=all _ldap._tcp.dc._msdcs.example.com


5、netsh diag connect iphost dom1 [ポート番号]


*ただし、Windows7からは使用不可


2016年4月10日日曜日

VMware上の仮想マシンのログ収集

 windows2003、2008はOSの設定が必要

2012は不要


1、OSの設定

2、VMサーバーへの設定

3、VMサーバー上でのNMIでのクラッシュダン生成


http://www.kurobuti.com/blog/?p=6789


http://norimaki2000.blog48.fc2.com/blog-entry-1301.html

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primequest/manual/c122-e108all/s_11_04_04.html

2016年3月3日木曜日

ドメインコントローラ降格時の注意点

・FSMOサーバー(残るDC)を降格DCのDNS(TCP/IP)の第一順位にしておく

でないと残るFSMOサーバー側にてエラーが出る

降格するDC DCPROMOを実行すると、netlogonサービスの停止に失敗

残るDC    DNS動的更新に失敗 
         DNSを見ると降格するDCのレコードが残る




GPO

ココが詳しい

http://www.itserviceknowledgebase.com/article/214575333.html

以下、内容です。

最近グループポリシーに関する話題が節電を始め渦巻いています。
7/6追記 グループポリシー ・ 適用されない の検索でとても本記事が人気なため追記させて頂きます。

以下の設定でグループポリシー(GPO)が適用されないといったことがまったく無くなります。
いまの環境を確認し最適化を行いトラブルコールとインシデントの数を減らしましょう。

1.サブネットを設定する

ActiveDirectory サイトとサービスで設定が可能。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Windows/20051013/222700/zu02.html?ST=win
*ITpro

Q サブネットとは
Active Directoryでは,コンピュータが属する立地的な配置関係を表す「サイト」という概念があり,これを利用してログオンするDCをある程度制限できます。サイトが設定された環境では,通常以下のようにログオンを行おうとします。
・サイトにクライアントのサブネット(ネットワーク・アドレス)が関連付けられていれば,そのサイト内に存在する任意のDCにログオンします。
*ITpro

特にリダイレクと機能がサブネットを設定しないと初回ログイン時に機能しないことを私は結構実感しています。特に初回ログイン時に当たらなくて困っている!といったかたは設定してみてください。

2.低速リンクが有効になっていないか確認する。
GPOは回線速度が遅いとデフォルトでGPOの機能を抑制します。
低速リンクが有効になっているかどうかは・・・

スタート → ファイル名を指定して実行 → cmd → gpresult /z
と入力することを確認が可能です。

低速リンクで接続 : いいえ (←こちらがはいの場合GPOが抑制されフォルダリダイレクトなどが適用されません。一部GPOは適用)
---
*一部とは
低速接続が検出された場合、デフォルトの動作は次のようになります。

デフォルトで適用されるポリシー
レジストリ設定 (管理用テンプレート) が常に適用される必要があります。-- これは変更できません。
セキュリティ ポリシーが常に適用される必要があります。-- これは変更できません。
EFS 回復ポリシー。
IP セキュリティ。
適用されないポリシー
アプリケーションの展開。
スクリプト。
フォルダ リダイレクト。
ディスク クォータ。
---

無効にするには
Gpoで低速リンクの無効が可能です。
*画像がよくないですが添付しておきます。無題.jpg

3.gpresult /zで現在の適用状況を確認。

先ほども利用したこちらのコマンドですが、
グループポリシーの欄で現在適用されているグループポリシーを確認できます。

4.gpupdate /forceでグループポリシーを再割り当てする

こちらを行うと現在のグループポリシー情報を捨ててグループポリシーを再取得します。
実行後にはログオフ・ログインが必要になります。
こちらとgpresult /zを扱うのが一般的なトラブルシューティングになります。

5.メーカからのLANドライバに関する最新パッチを適用する。

メーカーによってはLAN
ドライバの不具合によりGPOが適用されないことが少なからずあるようです。
1~4で改善されない場合はLANドライバを疑ってみましょう。

【7/6追記】6.新規作成したアカウントや端末の場合、対象のOUへアカウントへを移動し忘れていないか確認する。

OUに対してグループポリシーは設定を割り当てることになります。
対象アカウントがOUに入っていない時は右クリック⇒移動で対象のOUに移動しましょう。

【7/6追記】7.ファイアウォールを確認し、下図のポートを開放する。

昨今、ファイアウォールを導入する企業は増えております。念のための確認になりますが、ポートが空いているか確認しましょう。
ポート.jpg
注:既定の一時ポートは Windows XP と Windows Vista で異なりますので注意が必要です。
Windows XP および Windows Server 2003 : 1025-5000
Windows Vista および Windows Server 2008 : 49152-65535

Windows2008R2公開時に新規で追加されたもようです。
記載が多いですがこちらも必読となります。
http://support.microsoft.com/kb/832017/ja#method5


【7/6追記】8.ping ドメインサーバ -t -l 2048を実行しping疎通ができるか確認する。

グループポリシーの適用時に2048bitのping疎通を端末からドメインサーバに送信します。
こちらの応答にReplyしないとドメインコントローラからグループポリシーが配布されません。
以下のレジストリを追加すると解消されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
こちらにDWORDでPingBufferSizeを作成。値をルーターの最大値等に設定います。だいたいは1024程度で良いかとおもいます。

【8/4追記】9.アプリケーション ログに "イベント ID 1058" および "イベント ID 1030" エラーが記録される場合

 イベントログに記載されるエラーに対する対応について追記です。
 この問題は、以下の両方の条件に該当する場合に発生することがあります。
  • Windows XP ベースのコンピュータがドメインのメンバになっています。
  • Microsoft 分散ファイル システム (DFS) クライアントが無効になっています。
 [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
2. [名前] ボックスに regedt32 と入力し、[OK] をクリックします。
3. [レジストリ エディタ] ウィンドウで、以下のレジストリ キーを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Mup
4. 右側のウィンドウで、[DisableDFS] をダブルクリックします。
 [値のデータ] ボックスの値を 1 に設定すると、DFS クライアントが無効になります。
 [値のデータ] ボックスの値を 0 に設定すると、DFS クライアントが有効になります。
5. [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [値のデータ] ボックスに 0 と入力し、[OK] をクリックします。
6. [ファイル] メニューの [レジストリ エディタの終了] をクリックして、レジストリ エディタを終了します。
さらに、インターフェイス上で Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有を有効にします。有効にするには、次の手順を実行します。
 1. [スタート] ボタンをクリックし、[接続] をポイントし、[すべての接続の表示] をクリックします。
2. 目的の接続を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
3. [全般] タブをクリックします。
4. [この接続は次の項目を使用します] ボックスの一覧の [Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有] の横にあるチェック ボックスがオンになっていることを確認し、[OK] をクリックします。

【8/4追記】10.ログ ファイル (Userenv.log)の解析
ここまで来ると個別の解析が必要です。

ログの保存先:%Systemroot%\Debug\UserMode\Userenv.log
(通常、ユーザーに適用するグループ ポリシー オブジェクトの一覧を列挙する際の一般的なエラーの根本的原因が示されています。)
設定方法:
レジストリ エディタを使用して、以下のレジストリ エントリを追加するか、既に存在する場合は編集します。 スタート⇒ファイル名を指定して実行⇒regedit

サブキー :
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon

エントリ : UserEnvDebugLevel
種類 : REG_DWORD
値のデータ : 10002 (16 進) UserEnvDebugLevel には以下の値を設定できます。
NONE : 0x00000000
NORMAL : 0x00000001
VERBOSE : 0x00000002
LOGFILE : 0x00010000
DEBUGGER : 0x00020000
デフォルト値は NORMAL|LOGFILE (0x00010001) です。

Userenv.logが保存されたらフレーズを確認しMSサイトで検索しましょう。
http://support.microsoft.com/?ln=ja

※ ログを無効にするには、NONE (0x00000000) を指定します。

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